最新の運動法2008年に全世界で注目されている運動法とは?この記事を読んだだけでも日本人は、 ・知識が浅い ・マスコミ情報に弱い ・効果より楽、簡単なことを好む ・グループトレーニングを好む ことがわかり、情報提供側からすると、だましやすいということになります。 1位の正しい健康に対する知識には、情報を識別できる基礎知識が必要であり、お昼の健康番組といわれている娯楽番組を見て、スーパーに買いに行くようでは基礎知識があるとは言えないと思います。 日本は健康になれない仕組みがしっかりと根付いていますので、正しい健康知識を知るのは簡単ではありません。 私の健康セミナーは、正しい健康知識を提供していますので好評です。 関連ブログ 新しい順 転倒防止に必要な下肢強化 気軽に自宅でトレーニング 1日でも歩くことを怠ると疾患マーカーが上昇 メタボリックシンドローム “ながら運動”でメタボ退治 気まぐれな運動「かえって太る」 すてきにAging:さぁエクササイズ 運動して若く! 日常的な予防医学の方法 中強度の運動でメタボリックシンドロームのリスクが減少 子供の体力 危機的レベル ゲーム遊びや塾通い 運動不足定着> ウエイトトレーニングで筋肉が若返る 「運動不足」9割が実感 メタボリックシンドローム:運動で防ごう 厚労省が指針 運動直後の大豆ペプチドで成長ホルモンの分泌量が増える 週3回以上の運動で認知症リスクが3割減 運動の効果は高齢者ほど著しい 細胞レベルで解明 少しの運動でも、脳の健康を保てる 加圧トレーニング、1日1キロ歩けば筋力アップ 毎日運動すれば、寿命が4年延びる 運動中の“突然死”から身を守ろう! 中年時代に運動した人にはアルツハイマー病が少ない 注目集める加圧筋トレ 軽い運動で大きな効果 生活習慣病「運動で予防」 厚労省が実用的指針作成へ 運動時の心拍数の反応で突然死リスクを予測 下半身の筋力低下に「レジスタンストレーニング」 運動1日30分… WHO、生活習慣病対策に国際指針 「適度」な運動には心拍計を活用しよう 運動の継続で加齢に伴う体力の衰えを防ぐ 長寿の秘けつ 運動・食事・禁煙 喫煙・肥満・運動不足の中高年者は医療費4割アップ 運動による降圧作用は週に1時間半で最大化 高齢からの運動開始でも効果は大、総死亡率が48%減少 ************************************************************** 今回は、米国に行った際に入手した、世界で今年注目されている運動法ランキングのデータをご紹介させていただきたいと思います。 (※このデータは、ACSM’s Health and Fitness JournalのデータとしてACSMが健康に関するコマーシャル業界や、クリニック、団体などから集めたものです。データは全世界から集めたものを元に作っています。) 全世界から集めたデータなのですが、ACSMが米国の協会だけあって、当地で注目されている運動法が目立ちます。 1.正しい健康に対する知識提供 2.肥満児向けの運動 3.パーソナルトレーニング 4.筋力トレーニング 5.コアトレーニング 6.高年齢者向けの運動 7.ピラティス 8.機能運動 9.バランスボール 10.ヨガ 中には、運動法?と思われるものもありますが、去年のデータと比較してみても、コアトレーニングと筋力トレーニングは相変わらずトップ10に根強く定着しています。また、幼児の肥満は米国では深刻なようです。去年も今年もトップ3に入ってきています。 日本と違う点は、グループエクササイズ(エアロビなど、グループで行う運動)のランクが低いところにある点だと思います。また、ヨガやピラティスなど、ゆっくりしたトレーニングよりも、どちらかというとしっかり筋肉を使った筋力トレーニングなどの方が米国人には好まれているようです。 私が今回も米国に行って思ったことは、米国人は流行の運動法の中でどれが本当に効果があり、健康的なものであるかについてよく知っている人が日本人より多い気がします。今回のランキングで1位になった『正しい健康に対する知識提供』をする場もきっと日本より多くあるのでしょう。 もちろん、米国でも日本と同じように一時的にしか効果のない運動法がテレビや雑誌など様々な媒体で毎日のように紹介されています。それを見極める目が肥えているのだと思います。 中でも日本と大きく違う点は、激しくつらい運動法に挑戦しようと思う人の比率が日本人より高いと思われる点です。日本人はどちらかといえば楽で、簡単で、短期間に効果が出るものに飛びつこうとします。国民性の違いもありますし、肥満の問題がより米国で深刻な点もあるかと思います。ただ、日本でも正しい知識に触れる機会がもっと増えれば、運動に対する取り組み方が変わってくるのではないでしょうか。 本当に正しい運動法というのはずっと定着していくものです。一般にヨガやピラティス、筋力トレーニング、ウォーキングといった定着した運動は、速効性はないですが続けると必ず効果が表れ、いったん効果が表れるとそう簡単には元の体型に戻らなくなりますし、時間をかけて得た体型だけに、自分の意識の中で続けなければと言う気持の強さにつながると思います。 今や運動は予防医学の1つだと言えるのではないでしょうか? (出典:日経BP セカンドステージ) |